走行距離で課税

いわゆるガソリン税がなくして走行距離で課税するとなった場合の話。

標的は電気自動車なのでしょうが、もし実現すると電気自動車と燃費のいい車の走行距離あたりの費用が変わらなくなるんですね。

日産　リーフ　平均電費９．０ｋｍ／ｋｗｈ　
　安い深夜料金が15円位（賦課金込）なんですけど、これだと1kmあたり約1.7円。
　でも深夜料金と適用するとその分基本料金と日中の電気料金が高いんで単純に計算できないですよね。

　日中充電したり、普通の電気代で計算すると、たくさん使う家庭と同じ30円になるはずなので1kmあたり3.3円。
　旅行先で急速充電なんか使っちゃうと一挙に5～60円/1kWhで1kmあたり6.5円になってしまいます。


そして比較対象として私も使っている
マツダ　デミオＸＤは　全国の平均燃費が約19km/L
軽油がいま130円　6.8円/1km　100円の頃だと5.3円/1km　

問題のガソリン税（軽油引取税）　32.1円がなくなるとすると
130～100円のレンジだと1Lあたり98～68円になるので　5.2円～3.6円/1km　

ガソリン税（揮発油税）は約50円（消費税込み）なのでデミオより燃費の良いプリウスなどだともっと安くなるはずでガソリンが安かった時期なら、リーフの電気代の方が高いってこともあり得るんです。

もし走行距離で課税されるようになり、ガソリン税が廃止されると、直接走行あたる経費が安いメリットが無くなるので、今でも売れ行きの悪い電気自動車の販売は壊滅状態になることでしょう。

ということでガソリン税はそのままでプラスされることになるのかな～と妄想ちう。