大阪の大人気テーマパーク『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』(以下USJ)には、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れる。
そんなUSJに最近始めて行ったディズニーマニアの女性は、ディズニーランドと同じく楽しめると思ったのに残念ながら「二度と行きたくない」と思ってしまったらしい。
いったいなぜ彼女はそう思ってしまったのか? 聞いてみると、ランキング形式で詳しく説明をしてくれた。気になる理由は以下のとおりだ。
■第5位:みんな鳥の足ばかり食べてる
「USJではフードカートで売っている『ターキーレッグ』が大人気なのですが、人気すぎてみんなが食べているんです。
でも、来場者が鳥の足ばかり食べてるテーマパークって嫌じゃないですか? 原始時代のテーマパークかと思いましたよ」
■第4位:エクスプレスパスが有料
「人気の乗り物へ乗るには休日だと2時間以上待つのはディズニーもUSJも一緒ですが、USJではディズニーのファストパスにあたる『エクスプレスパス』が有料なんです。
レストランで食事をすると1アトラクションにつき800円でエクスプレスパスを買えたり、数千円でセット販売をしているのはなんかセコいなぁ…と思ってしまいました」
■第3位:食事が高い
「ディズニーランドでも食事は正直言って割高な印象はありますが、USJはさらに割高に感じました。
たとえばハリーポッターの地区で飲める『バタービール』は安っぽいカップ付きで1,100円ですが、ディズニーランドならわりとしっかりした作りのマグに入ったプリンが750円ですからね」
■第2位:なんか道路が汚れている
「ディズニーランドだと園内は異様なほど綺麗にしていますが、USJはパレードに使用した紙吹雪などが路上に散らばったりしていて、なんか汚れているんですよ。
トイレも私が行ったときだけかもしれませんが少し汚かったので、清掃に関してはもう少し頑張ってほしいなと思いました」
■第1位:再入場できない
「先に調べていなかった私が悪いんですけど、年間パスポートを持っていない人は再入場できないのはドン引きしました。
少し疲れたから一度出てホテルで休憩ができないのっておかしくないですか? オフィシャルホテルに泊まる意味ないですよね?
さすがにオフィシャルホテルに泊まる人は再入場可にしてくれなかったら、相当タフな人じゃないかぎり1日遊び続けるのは無理です」
■番外編:来場者のマナーが…
「これは年代や性別によるので番外編としましたが園内で大声を出したり、明らかに通行の迷惑になっているのに自撮り帽やスマホを直置きで写真を撮る人が多い印象でした。
しかも私が行った次の日に修学旅行生が手荷物持ち込み禁止のアトラクションにスマホをコッソリ持って行って追い出されてましたし、ゾッとしましたよ。
もしスマホが落下して下にいる子供にぶつかり大けがしたら…とかそういう意識がないんでしょうね」
かなり辛口な意見ばかりだったが、女性いわくUSJのほうがディズニーランドより優れている点もいくつかあったそうだ。たとえば
・キャストがフレンドリー
・熟成肉のステーキを提供する『パークサイドグリル』など、店によっては大人も満足できる美味しさのレストランがある
・新大阪や伊丹空港からのアクセスが良く、ほかの観光スポットへ行くのが簡単
・年間パスポートが安いので近所に住む人は使いやすい
・スパイダーマンやバックドラフトなどは、アトラクションが本格的でスリル満点
以上のような点は良かったという。ただ、ディズニーマニアとしては「ディズニーランドと同じ感覚で行くと二度と行きたくないと思ってしまうかもしれません」とのこと。
東のディズニー・西のUSJと言われる二大テーマパークなだけに、同じ感覚で行ってしまう人は多いはず。それぞれ違った楽しみ方があるのは、先に知っておいたほうがよさそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ロバ耳太郎)
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